子育てのお悩み解決!一人っ子のあんなこと、こんなこと

子育て

子どもが一人っ子だと、色々と心配ですよね?

私は三姉妹の真ん中で育ったので、

一人っ子の経験はありません。

 

ですが、一人っ子の友達が、

ただただ羨ましかったことを覚えています。

 

三姉妹だと何でも3等分で、

お菓子も分けなければならないし、

大きくなると、やりたい習い事も

他の姉妹への金銭的な問題で、

我慢しなければならない時がありました。

 

親に対しては、手のかかる姉に関心が

集中しているように感じたり、

末っ子の妹にはしつけも甘く感じたり…

 

『自分にもっと注目をしてほしい!』

と、ずっと思っていて苦しかったです。

 

 

そんな経験もあり、

『兄弟を平等に育てていくのは難しい』

と考え、自分の子どもは一人っ子として

育てていこうと考えています。

 

一人っ子のメリットもありますが、

心配なこともありますよね?

ここでは『一人っ子』ならではの

子育ての悩みを解消します。

 

一人っ子はわがままではない

一人っ子をもつ親の悩みとして、

まずあげられるのが、

子どものわがままについて

ではないでしょうか?

 

『うちの子、わがままじゃないかしら?』

と心配している親が多いですよね。

 

一人っ子は兄弟で争うこともなく、

欲しい物を与えられているからでしょうか、

『一人っ子はわがままである』

と思われがちです。

 

確かに小さい頃から

おもちゃやお菓子を独占できるし、

大人がいつも自分だけに注目してくれるので、

欲求を満たされやすいですよね。

 

ですが、一人っ子は皆がわがまま

という訳ではないのです。

 

 

小中高一緒の学校に通っていた

私の親友は一人っ子ですが、

決してわがままとは言えません。

 

むしろ、人の気持ちのわかる優しい子で、

自己主張は控えめな方です。

 

その子から、昔、聞いたことがあります。

「親が厳しくて、欲しい物もすぐには買ってくれない」

と言うのです。

 

私は『一人っ子は欲しいものを何でも買ってもらえる』

と思っていたので驚きました。

 

その子の家庭では、

欲しいものはすぐに買ってもらえず、

お誕生日プレゼントも親とよく話し合って、

本当に必要な物と親が認めないと

買ってもらえなかったそうです。

ふだんはお小遣いを貯めて、

苦労してお菓子などを買っていたのです。

 

それを聞いて、一人っ子でも、

親がしっかり子どもと話し合い

一緒に決めていけば、

『何でも買ってもらえる』というような

気持ちは持たないのだな、と分かりました。

 

一人っ子は友達付き合いが上手

 

一人っ子は兄弟間の争い事がなく、

マイペースに思われがちです。

 

自分のペースで進めても、

家では親が待ってくれるので、

焦って進めなくて良いですよね。

 

兄弟がいる場合、

自分のペースで進めていると、

「早くしてよ!」

と他の兄弟に言われるし、

順番を守らないと

物事を進めることができません。

 

周りの空気を読んだり、

友達とのペースに合わせて遊ぶことができるの?

と親は心配になりますよね。

 

ですが、一人っ子は友達付き合いが

下手な訳では決してありません。

 

むしろ上手な方なのです。

 

一人っ子の友達を見ていると、

すごく友達を頼りにし大事にしている、

ということに気づきました。

 

周りの様子もよく見て生活しているのです。

 

一人っ子は兄弟が家にいない分、

同世代の人がどんな風に生活しているか

普段知る機会がありませんよね。

 

一人っ子の友達は、

「お化粧ってどうやっているの?」とか

「それってどこで買っているの?」とか

友達を頼りに情報を集めたり、

相談したりしていました。

 

 

同世代ならではの悩みは、

親には分からないこともあります。

 

親にとって学生時代は遠い昔のこと…

それに時代も変わっているから

分からなくて当然なのです。

 

一人っ子を育てていると、

そういうことは「友達に聞いてみたら?」

と言ってあげることしかできません。

 

ですが、親がそうやって

友達の方へ誘導してあげることで、

子どもは友達を頼るようになります。

 

それは今後、

子どもが親を頼れなくなっても、

生きていけるように導いてあげることとなります。

 

兄弟がいなくても寂しくない

 

私の一人っ子の友達は、

「寂しいと感じたことはない」

と言っていました。

 

兄弟がいたことがないため、

分からないというのが正直なところです。

 

親の関心を存分に受け、

愛されていると感じることはよくある、

と言っていました。

 

 

その子は、よく家のお手伝いをしていました。

家族のルールの中で、

お父さんもお母さんもその子にも、

同じ数の家事分担があったそうです。

 

お母さんは専業主婦でしたが、

家事は生活のために必要なこととして、

みんなでやるべきという教えがあったのです。

 

そのような役割分担があったからか、

『子ども』対『大人』という意識ではなく、

子どもも家族の一員として、

やるべきことをやっていたことになります。

 

そうすることで、

兄弟がいない寂しさを抱くことなく、

家族の一員としての安心感与えられていました。

 

 

私が、自分の子どもを一人っ子として

育てていくと決めた時に、

『兄弟がいなくて寂しくないかな?』

ということが一番の気がかりでした。

 

ですが、子どもには、

家族の一員として大切な存在である、

ということを伝え続けてきました。

 

言葉で伝えるだけでなく、

家庭での役割を与えることも大事なことです。

 

その中では、『子ども扱い』するのではなく、

『家族が支え合って生活している』ということを

体験的に教えています。

 

 

子ども同士遊べる兄弟がいなくても、

親と子が支え合って生活をしていれば、

家庭の中で子どもが孤立することはありません。

 

家庭が子どもに安心感を与え、

寂しいと感じることはないのです。

 

まとめ

 

一人っ子を持つと、

兄弟間で比べることもできないし、

子どもがどのように育っていくのかと

不安になりますよね。

 

ですが、一人っ子だからこそ、

その子のやりたいことに存分につきあって、

じっくり育てていけるというメリットがあります。

 

親が色々と工夫して、

その子に合った子育てをしていけば、

すくすくとのびのびと成長していけるのです。

 

楽しんで子育てを続けていけるようにしましょう。

 

タイトルとURLをコピーしました