子どもは可愛いはず。
だって、ずっと欲しいと待ち望んでいたんだから。
子どもは可愛いはず。
だって、大変な思いをして産んだんだから。
そう自分に言い聞かせるように唱えても、
どうしてもイライラする時ってありますよね?
私は自分でも言えるほど子煩悩です。
子ども大好き!
いつでも一緒にいたい!
人に預けるなんてとてもできない!
そんな私ですが、子どもにイライラして
止まらないこともあります。
イライラが止まらなくて、
「わーっ」と叫びたくなることがあります。
どうしたら止まるの?このイライラ…
イライラしすぎて、おかしくなりそう!
と思うことはありませんか?
子どもが大好きな人ほど子どもに関心をもつから、
子育てにつまずくとイライラします。
子どもが大好きだから、
そんな自分にまたイライラします。
イライラの連鎖です。
そういう時、どのように解消しているか?
その方法をご紹介します。
多少のことは大目に見る
イライラしているとき、こう思いませんか?
「なんでこんなことするの?」
「なんでこうしてくれないの?」
「なんで何度言っても同じことするの?」
こう見ると、あることに気づきませんか?
それは「なぜ自分の思い通りにしてくれないの?」
と思っているということです。
なぜ私のやって欲しいことをやってくれないの?
なぜ私がやって欲しくないことばかりやるの?
そう思うとイライラしますよね。
私もそうでした。
でも、子どもは私の分身ではなく、
私とは違う一人の人間だと思うと、
私の思いと違う行動をすることは
当たり前だと思えます。
ただ、命の危険や法に触れるような危険な行為は
絶対に阻止しなければなりませんが…
イタズラ、お菓子ばかり欲しがること、
すぐに寝てくれないこと、
勉強をしないことなど、
私たちの希望することと違う行動は
全てを取り締まるのではなく、
多少のことは大目に見るとイライラは軽減されます。
赤ちゃんでも、小さな子どもでも、
意思のある一人の人間として見てみましょう。
魔法の言葉で気持ちを切り替えよう!
子どもが、自分の思いとは違う行動をしているとき、
大目に見ることをおすすめしましたが、
その時に使う魔法の言葉があります。
それは、『まぁいっか』という言葉です。
「あー、本当はそれやめてほしいけど…まぁいっか」
と言葉にすることで、
そこへ注意を向けなくてよくなります。
「まぁいっか。少しテレビみながら様子みよう」
と思うと、イライラしなくてすみます。
「まあいっか」と言って、
子どもに注意を向けなくなると、
つまらなくなって、やめて欲しかった行動を
自らやめる子どももいます。
放っておくと仕事が増えてしまうこともありますが、
そんな時にも、
「あぁ、こんなに汚して…でも子どもなんだし、まぁいっか」
と言ってみましょう。
また、自分の気持ちの切り替えも大事ですが、
どうしてもやめさせたい行動を子どもが
している時には、子ども自身の気持ちを切り替え、
注意をそらすことも大事です。
例えば、子どもがお風呂からなかなか上がらず、
私自身やりたいことがあるので、
「お風呂あがろう」
と何度か声をかけても、
泣いて嫌がることがあります。
そういう時につい、
「上がらないなら、お風呂の電気消して真っ暗にするよ」
などと言ってしまいがちですが、
余計に泣くだけか、
子どもを怖がらせてしまうことになります。
そういう時は、
「今からお風呂あがって、冷たいジュースを飲もう!」
と、子どもの気持ちを『冷たいジュース』
に切り替えさせることで、
「いいねぇ!」と動いてくれることもあります。
もし、それでも子供が行動をやめなかったら、
「まぁいっか。多少長く入っても。
溺れないように、近くで私のやりたいことをやろう。
あ、ネットで買いたいものがあったんだ!」
というように、自分の気持ちを切り替えます。
イライラしそうになったら、
自分の気持ち、もしくは子どもの気持ちを
切り替える工夫をしてみましょう。
イライラしていることを伝える
相手が子どもでも、
自分の気持ちを伝えることは大事なことです。
子どもは、こちらが怒っていることに
気づくこともありますが、
イライラしていることに
気付いていないこともあります。
表情や態度では読み取れない子どももいます。
もしあなたが、
「今、イライラしているの。なぜだかわかる?」
というように語りかけると、
ポカーンとする子どももいるでしょう。
イライラしていることを伝えると、
気付いていなかった子どもの場合は、
素直に「そうなんだ!ごめんなさい」
と言える場合があります。
これは「やめなさい!」と禁止されるよりも、
子どもに響くことがあります。
また、気持ちを伝えて、
「えっ!なんでイライラしてるの?」
などと返答されると、
私の方も、
「あれ?なんでこんなにイライラしていたの?」
と、気持ちをリセットできるスイッチになります。
自然の力を借りる
イライラすることは、
私たちは人間だから当たり前です。
花や草木はイライラしませんよね?
私はイライラした時に、波の音の音楽を聴きます。
また、近くの公園の大きな木々や
川の流れを眺めにいきます。
そうすると、自然は穏やかだなぁ…
自分は小さな事でイライラしていたんだなぁ…
と、穏やかな気持ちで向き合うことができます。
イライラしたら、子どもを旦那に任せて、
外の空気を吸いに行くことも良い方法ですよ。
私はいつか、スキューバーダイビングや
スカイダイビングをしたいと思っています。
大自然の中では、人間の悩みは小さく感じ、
イライラも解消できるはずです。
まとめ
子育ては自分の思い通りにいかないことばかり。
それは、相手がまだ発達途中の子どもだからであり、
自分とは違う一人の人間だからです。
そのような子どもを相手にしている子育てには、
もちろんイライラはつきものです。
そうしたイライラしている自分と
上手に付き合うことが、
長い子育ての中では大事なことです。
イライラを解消し、少しでも子育てが楽しいと
感じる瞬間が増えると良いですよね。