私の子育て間違ってる!?子どもの叱り方って難しい!

子育て

最近、子どもに叱ってばかり。

子どもとの時間って、

大切なはずなのにイライラ。

つい叱ってしまう。

 

一日の終わりには、

あぁ、今日も子どもに怒ってばかりいたなぁ、

後悔します。

 

特に、子どもの寝顔を見ていると、

こんなに可愛い子どもに申し訳ないことしたなぁ、

と思ってしまいます。

 

 

こんなことが続くと、

子どもにとって、悪影響なのでは?

と心配になりますよね。

 

しかも、たくさん叱ったはずなのに

子どもの行動が変わっていない!

なんていうこともありませんか?

 

そうなると、

『叱ることって意味がない?』

と感じてしまいます。

 

 

最近では、叱らない子育てを

おすすめする本も多数出ています。

 

『そりゃぁ、子どもをあまり叱りたくない!』

その通りです。

 

でも、子どもを叱ることは

必ずしも悪いことではありません。

子どもが本当に悪いことをしたら、

叱ることは断然必須。

 

 

親や先生に叱られたことが一度もない!

という人はいませんよね?

 

叱られたからといって、

叱った大人のことを今でも恨んでいたり、

トラウマとなったりしている人はあまりいません。

 

むしろ、叱ってくれたから、

悪いことをしていたことに気づかせてくれた、

と感謝している人もいるのではないでしょうか?

 

ここでは、親子の信頼関係が深まる叱り方

をご紹介します。

 

叱る前に一呼吸おいて冷静になる

叱る時、子どもに対して

イライラしていたから叱った、

ということはよくありますよね?

 

イライラしているから、その感情をぶつけ、

「なんで何度言ってもわかんないの?」

「頭悪いの?」

 

などと、子どもを傷つける言葉を投げてしまいがちです。

 

 

しかし、そのように叱られた子どもには、

『頭悪いって言われた』ことと

『傷つけられた』という記憶だけが

残ってしまいます。

 

肝心な『なぜ叱られたのか』

という内容が入っていきません。

 

そのような叱り方だと、

子どもの行動は変わりません。

 

 

それどころか、

傷つけられたと思う経験が増えると、

 

自分に自信が無くなっていったり、

親との信頼関係が壊れていったり、

 

悪いことばかりが積み重ねられてしまいます。

 

 

子どもの行動を良い方向に変えたいのに、

このままでは悪い方向へ

変えてしまうことになります。

 

叱る時は、怒りに身を任せてしまわないよう

一呼吸おき心を整えてから叱ることが大事です。

 

でもそんなこと、なかなか難しいですよね。

 

怒りに身を任せてしまいそうになったら、

いったんその場を離れてから

冷静に伝えると良いです。

 

叱る時はできる限りすぐに、その場で!

冷静に叱るために、その場を離れることを

おすすめしましたが、

 

1時間後、2時後などと

時間をおかないようにしましょう。

 

時間が経つと、子どもがやったことを

忘れてしまうこともあるからです。

 

あまり時間をおくことをせず

冷静になれるのであれば、

すぐにでも叱りましょう。

 

 

できる限り、その場で!

が良いのですが、

周りに人がいることもありますよね?

 

皆の前で叱り、子どもが恥をかいてしまう

可能性がある場合は、

叱る前に静かなところへ子どもを促します。

 

「今のことで気になったことがあるから」

などと、叱る前から子どもが萎縮して

しまわないような伝え方をしましょう。

 

叱る前に子どもの思いを受け止める

では、実際にどのように叱ることで、

子どもの行動は良い方向へ変わるのでしょうか?

 

そのポイントとなるのは、

『受け止める』ということです。

 

 

“悪い行動を受け止める” と言うと、

おかしいと思うかもしれませんが、

 

悪い行動の中にも、

子どもの思いや考えがあります。

 

その思いや考えを汲み取らずに叱ってしまうと、

「何もわかってくれない」

と子どもは思い、行動が修正されません。

 

 

また、子どもに聞いても、

思いを読み取れない場合、

実は感情をうまく整理できず、

悪い行動につながっていたという

ケースもあります。

 

そのような場合には、

自分の感情に気づかせ、

受け止めることから始めます。

 

まずは、子どもの思いや考えを知ることが、

良い方向へ導く叱り方には必要不可欠なことです。

 

 

親が、怒りの感情をそのままぶつけてしまうと、

子どもの思いや考えを『受け止める』ことが

できなくなるから良くないのです。

 

怒りの感情もそうですが、泣きながら叱る

というようなことをしてしまうと、

子どもが、伝えたいことを伝えられなくなります。

 

相手が泣いてしまうと、

何も言えなくなってしまいますよね?

 

子どもが自分の思いを我慢してしまう

ことになります。

 

子どもの思いや考えを受け止めるには、

自分の感情をぶつけてしまわないように

気をつけなければなりません。

 

 

まずは、

「こんなことをしてしまって、どう感じているの?」

「こんなことをするのには、訳があるのかな?」

と聞いて、

 

子どもの思いを受け止めることが大事です。

 

そうすることで、

子どもが気持ちを整理することができます。

 

 

もしかしたら、

子どもは良かれと思ってやったのに、

失敗して悪い行動になってしまった、

というようなこともあるかもしれません。

 

もしかしたら、

トラブルに巻き込まれて悪いことをしてしまい、

困っていたのかもしれません。

 

そのような時に、

怒りモードで叱ってしまうと、

「お母さんには二度と相談しない!」

というようになってしまいます。

 

 

子どもの思いや考えを受け止めることができたら、

「そうだったのか。その気持ちはわかるよ

でも、だからといって、

これはやっていいことなのかな?

ダメだよね?」

と、こちらの考えを伝えます。

 

特に、人を傷つけるような行為をした時には、

「その行為は絶対にダメ!」

と毅然とした態度で示します。

 

 

この時、受け止める作業がないまま

「ダメ!」と伝えても、反省できずに、

また繰り返してしまうこともあります。

 

反省し、良い行動へ導くことが

できるようになるためには、

叱る前に受け止めることが大事です。

 

まとめ

叱ることが、悪いことであると考える人もいます。

 

でも、叱らないでいると、

子どもはお母さんが怒らないからやってもいい、

と思うようになります。

 

そのままで良いのでしょうか?

 

叱ることで子どもに嫌われてしまうのではないか、

と叱ることを恐がる親もいます。

 

でも、そういう思いで叱ることをしないでいると、

悪いことをしても叱られないなんて、

親は自分に関心がないのかな?

 

と、子どもが感じてしまうこともあります。

 

 

「お母さんって優しい?」

と聞いて、

 

「怒るとこわいよ」

と言う子どもは、

 

「お母さんのこと好き?」

と聞くと、

 

「怒るとこわいけど、好きだよ」

と返ってくることが多いです。

 

 

つまり、

子どものことを受け止めた冷静な叱り方は、

子ども自身が行動を修正していくための

となるのです。

 

上手に叱ることで、

親子の信頼関係は深まっていくのです。

 

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