子育てって、『本当に辛い!』ですよね?
うまくいかなくてイライラしたり、
不安になったりして…
私は子どもが泣き止まない時、
一緒になって大声で泣いたこともあります。
何をしても泣き止まなくて、
どうしたら泣き止んでくれるの?
もう限界だよ!
と、本当に辛かった。
そんなことがあっても、解消する間もなく、
次から次へとまた辛いことが押し寄せてきます。
辛いけれど、逃げ出すこともできず、
どうしたら良いか分からないまま
ストレスになっていきました。
私たちは、子育てを始めた時に、
教科書やマニュアルをもらったわけではありませんし、
子どもは日々、違う行動をするので、
ただオロオロしてしまいますよね?
そんな時は、『何か良い方法はないか?』
とネットで検索していましたが、
様々な意見や情報があり、
さらに困惑してしまいました。
調べた方法で動いてみても、
うまくいかないこともたくさんあります。
私は正解を求めていました。
でも、子育てに『正解』というものはありません。
自分の子どもを観察して、理解して、
その方法を辿ることで、
しっくりきたやり方が見つかるものです。
それを知った時から、
『ネットは気休め程度にしよう!』
という意識で閲覧するようになりました。
その代わりに、私は色々な人に相談しました。
相談することで、自分のモヤモヤを整理する
ことができるからです。
自分の考えを整理していくと、
自分のやっていることが間違いではなく、
きちんと子どもに目を向けている
ということがわかってきて安心できました。
辛いことを一人で抱えるのをやめ、
誰かに共有していけると、
『子育てって、そんなに辛くないかも?』
と思えるようになります。
気持ちを受け止めてくれる人を選ぶ
子育ての辛さを相談したいと思っても、
受け止めてくれる人ばかりではありません。
以前、学生時代からの
付き合いの長い友人に相談した時、
「そんなこと言っても、今、専業主婦でしょ?
仕事より楽じゃないの?」
と言われたことがあります。
そのように言われてしまうと、
もう相談なんてできませんよね。
いくら長年の付き合いがあっても、
置かれている立場が変われば、
相手を理解しにくくなるのでしょうか。
いえいえ、同じ立場でなくても、
悩みに寄り添ってくれる友達はいます。
子育て経験のない友人でも、
「子育てって本当に大変なんだね」
と受け止めてくれると、
アドバイスをもらわなくても、
心からホッとして
『私の大変さをわかってくれる人がいる!』
と、気持ちが楽になります。
逆に、先輩ママに相談して、
たくさんアドバイスをもらっても、
「そんなことやっているからうまくいかないのよ」
などと否定されると、
余計に落ち込むこともあります。
置かれている立場ではなく、
自分の気持ちを受け止めてくれるか?
という目線で、
相談できる人を選ぶと良いでしょう。
自分の思いと重なる意見だけを取り入れる
相談に乗ってもらっていると、
様々な言葉をもらいますよね。
あるママ友からは、
「もう、この時期は絶対に
ミルクを与えるのをやめるべきよ!」
と言われることもあれば、
他のママ友からは、
「子どもが欲しがるなら、
無理にミルクをやめさせなくてもいいよ」
と言われることもあります。
私の場合、
『無理にやめさせることが辛い』と感じていたので、
後者のママ友の意見だけを自分のものにしました。
それくらい都合良く、
自分の思いと重なる意見だけを
取り入れても良いのです。
だって、自分の辛さをわかってもらって、
気持ちを整理して、
やりたいようにやるのが子育てだから。
色々な人の色々な意見に惑わされないよう、
自分と我が子を見つめて、
『これが良いかな』と思うことをしていけば、
子育ての方法は見つかります。
視野を広げて相談相手を選ぶ
よく『旦那には全てを理解してもらいたい』
という人がいますよね?
私も、最初はそうでした。
でも、どんなに事細かに話をしても
『理解してもらえない!』という相手はいます。
旦那は、私の気持ちを受け止めることが
上手ではないし、
アドバイスもとんちんかんなことが多いです。
教育観も少しずれています。
大きな決断の時は、
じっくり話し合わなければいけませんが
愚痴程度のものは聞いてもらうと、
逆にイラッとしてしまうこともあるので、
あまり相談しません。
実母についても、同じです。
私たちはどこかで、
『家族なんだから、当たり前に理解してもらえる』
と思いがちですよね。
でも、家族だからこそ、
視野が狭まって意見が偏ることもあります。
身近な人ほど理解してもらえる
というわけではないので、
視野を広げて相談相手を選ぶとうまくいきます。
例えば、地域の窓口に電話で相談する
こともおすすめです。
相談窓口で対応してくれる方は大体優しいし、
相談に慣れているので安心できます。
私は、地域の子育て支援センターで、
子どもの相談をしていました。
そこではまず、私の気持ちに寄り添って
受け止めてくれました。
その上で、プロの意見を教えてくれるので、
相談のたびに、本当に心が軽くなっていました。
様々な方法で相談はできるのです。
「辛い!」と言いながら、
ひとりで悩み抜いてしまうのはやめましょう。
自分にあった相談相手は、
身近な人でなくても良いのです。
まとめ
子育てをしていると、
『私が子どもを何とかしなければ!』
『私が子どもを守らなければ!』
と、まるで私一人が子どもを管理しているような
錯覚を抱いてしまうことがあります。
でも、子育ては『絶対に』一人では成立しません。
絶対に私以外の誰かが、
子育ての手助けをしてくれています。
だから、『辛さを一人で抱え込むなんておこがましい』
と思って、みんなで共有して良いのです。
辛さを相談することが、
子どもを健康に育てていくために
重要であると思って、
ぜひ色々な人に相談していきましょう。